一般的なのは空港ラウンジの無料サービスです。
これは一般カードには提供されず、20代向けゴールドカードでも付帯されていないこともあります。ほとんどは主要な国内空港に限られていますが、一部ハワイ・ホノルル空港など海外の空港でも利用できる場合があります。
また、ゴールドデスクといったゴールドカード会員専用のサービスも一般的です。
ゴールドカード会員専用のフリーダイヤルがあり、クレジットカードに関することであれば何でも専用スタッフが対応してくれます。
冒頭で述べたようにゴールドカードにはいくつかの種類があり、20代でも申し込みができるゴールドカードも増えています。ゴールドカードを区別するにはその年会費を調べるとよくわかります。
年会費が税別で2,000円から5,000円であれば、20代向けのゴールドカードと判断してよいでしょう。
本格的なゴールドカードは税別で10,000円を超えています。
それでは年会費別にゴールドカードを紹介していきましょう。
20代向けのゴールドカードもさらにいくつかの種類があります。
年会費では税別2,000円、3,000円、5,000円といった種別になります。年会費に比例してサービスの質も高くなります。
また、30歳になると自動的に本格的なゴールドカードに切り替わるケースもあります。
国際線利用時に一部の空港ラウンジの利用が無料になります。国内の国際空港の他ハワイ・ホノルル空港のラウンジも無料となるので、年会費と比較するとお得なサービスです。
国際ブランドはVISA、MasterCardのほか、アメリカン・エキスプレスの「MUFGカード・ゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード」もあるのでステータスの面でも満足できます。
年会費税別1,905円で、18歳から申し込みが可能です。
空港ラウンジサービスはありませんが、ポイントが貯まりやすくなっています。
入会後3か月間ポイント3倍、誕生月ポイント2倍といったサービス以外にも、セブンイレブン、イトーヨーカ堂でカード決済すると毎日ポイント3倍となります。
年会費税別6,000円。18歳から申し込み可能です。
年会費初年度無料、次年度税別3,000円ながら、本格的なゴールドカードと同じ空港ラウンジ無料サービスが利用できる、お得な20代限定のゴールドカードです。
旅行傷害保険も付帯しており、利用付帯(※1)にはなりますが、最大5,000万円の補償が付いています。
注意点としては30歳になってからのカード更新時で自動的にJCBゴールドカードに切り替わる点です。
本格的なゴールドカードを目指す人にとっては確実な方法です。申し込み年齢は18歳から29歳までとなっています。
(※1 旅行保険の利用…「利用付帯」は旅行代金や航空運賃のカード決済を条件に保険が適用される(自動付帯はカード決済不要))
年会費は税抜2,500円で、年間利用100万円以上で次年度無料です。
こちらの海外旅行傷害保険の補償が最高5,000万円と本格的です。リボ払いの手数料年4.8%~9.8%(JCBは8.2%~18%)と低い設定で、ポイント還元率も基本還元率1.2%となっているため、ステータスではJCBにはかないませんが、実利を求めるのであればお得なゴールドカードです。
申し込み年齢は20歳以上です。
年会費は税別3,000円。海外旅行傷害保険、国内旅行傷害保険は最大3,000万円の補償(自動付帯)。
国内主要空港とハワイ・ホノルル空港のラウンジが無料で利用できます。
申込年齢は20歳以上30歳未満の方が対象になります。
ポイントは有効期限のない「永久不滅ポイント」。年会費と比較してもかなり本格的なサービスが付帯されています。
本格的なゴールドのサービスを格安の年会費で満喫できます。
20代向けのゴールドカードとは異なり、銀行系の本格的なゴールドカードは、より高く厳しい審査が設けられています。
クレジットカードの審査は申込者の属性や収入によって違うので、ここでは入会の目安として解説します。また、ゴールドカードのサービスについてもご紹介します。
ゴールドカードの入会基準は30歳以上で年収500万以上というのが過去の常識でしたが、今では少し様子が違っています。
たとえば、三井住友カードでは年収の記載はありませんが、年齢は30歳以上というのが申込基準です。
JCBは年齢が20歳以上という基準に引き下げられています。
しかし、一般カードで実績がなく最初からゴールドカードを申込する場合は今でも「30歳以上・年収500万円」が審査通貨のひとつの目安になるでしょう。
年収は自己申告なのでそのまま信用することはできませんが、利用実績に関しては裏付けがあるデータなので、一般カードや20代向けゴールドカードで作った実績は、ゴールドカード入会時の審査に大きく影響します。
本格的なゴールドカードを確実に手に入れたいのであれば、欲しいゴールドカードの下位にある一般カードなどでまずはしっかりと実績(月々の正常な支払い)を作るのが良い方法です。
クレジットカードには各種の付帯保険が付いていますが、この補償内容は年会費が高いクレジットカードほど補償金額も高く手厚い内容になるというわかりやすい構図になっています。
わかりやすいようにJCBが発行しているクレジットカードで補償内容で比較してみましょう。
JCB一般カード | JCB GOLD EXTAGE | JCBゴールドカード | ||
---|---|---|---|---|
税別年会費 | 1,250円 | 3,000円 | 10,000円 | 海外旅行傷害保険 | 死亡後遺障害 | 最高3,000万円 | 最高5,000万円 | 最高1億円(うち利用付帯5,000万円) |
治療費用 | 100万円 | 200万円 | 300万円 | |
賠償責任 | 2,000万円 | 3,000万円 | 1億円 | |
携行品損害 | 20万円 | 50万円 | 50万円 | |
救援者費用 | 100万円 | 200万円 | 400万円 | 国内旅行傷害保険 |
死亡後遺障害 | 3,000万円 | 5,000万円 | 5,000万円 | |
入院日額 | – | 5,000円 | 5,000円 | |
通院日額 | – | 2,000円 | 2,000円 | |
手術費用 | – | 最高20万円 | 最高20万円 | |
その他 | – | – | 国内・海外航空機遅延保険(自動付帯) | |
ショッピング保険 | 海外のみ100万円 | 200万円 | 500万円 |
※海外旅行傷害保険、国内旅行傷害保険はゴールドカードのみ自動付帯
付帯保険は年会費で保険料を支払う関係で年会費の高さがそのままサービスの質に直結することがよくわかります。
海外旅行傷害保険の他にもゴールドカードには海外旅行向けサービスが付帯しています。
一般的なのは空港ラウンジの無料サービスです。
これは一般カードには提供されず、20代向けゴールドカードでも付帯されていないこともあります。ほとんどは主要な国内空港に限られていますが、一部ハワイ・ホノルル空港など海外の空港でも利用できる場合があります。
また、ゴールドデスクといったゴールドカード会員専用のサービスも一般的です。
ゴールドカード会員専用のフリーダイヤルがあり、クレジットカードに関することであれば何でも専用スタッフが対応してくれます。
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは、年会費の高さもサービスの質の高さ、ステータス性においても日本のゴールドカードとはレベルが違っています。
年会費は税別29,000円。海外旅行傷害保険などの補償も充実していますが、全世界900か所以上の空港ラウンジを利用できる会員制のサービス「プライオリティ・パス」のスタンダード会員の年会費無料や海外旅行向けサービスの豊富さで他社を寄せ付けません。
プライオリティ・パスのなかでもスタンダード会員の年会費99ドル(約1万円)が、アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードホルダーには無料となり、これによって空港ラウンジが27ドル(約2700円)で利用できます。
航空会社が運営するラウンジは本来ビジネスクラスやファーストクラスの利用者のために運営されています。
そのため豪華な設備のものが多いですが、有料とはいえそれが3000円弱で利用できるのは海外旅行が多い人にとっては大きなメリットでしょう。
アメックスゴールドでは説明しきれないほどの海外旅行向けサービス、補償サービスがあります。
○手荷物無料宅配サービス
○エアポート送迎サービス
○無料ポーターサービス
○空港クロークサービス
○エアポート・ミール
○海外携帯電話レンタル割引
○キャンセルプロテクション
○オンラインプロテクション
○リターンプロテクション
○ショッピングプロテクション …など
これ以外にも数多くのサービスがあり、ステータスと実質的なサービスのどちらも提供されています。
JCBゴールドカードそのものも本格的な付帯サービスが提供されていますが、ゴールドカードに入会して2年連続で年間100万円以上の利用があると、ゴールドカード ザ・プレミアへのインビテーション(招待状)が送られてきます。
カード年会費税別10,000円の他にサービス年会費税別5,000円がかかりますが、年間利用額100万円を維持していればサービス年会費は無料になります。
「ザ・プレミア」で提供されるサービスは下記のとおりです。
○プライオリティパス プレステージ会員の年会費399ドル(約4万円)が無料
○プレミアムステイプランでは全国のホテル・旅館での優待宿泊プランを提供
○ラウンジ京都 京都にある観光ラウンジの利用ができる
○ダイニング30では対象店舗で予約、専用クーポン提示、カード決済で30%オフ
○OkiDokiポイントの有効期限が5年になり、ポイント優遇率が最大70%アップ
「ザ・プレミア」では実質JCBゴールドカードと同じ年会費で、格段のサービスを受けることができるので、年間100万円お利用は簡単という人は、まずはJCBゴールドカードに入会しましょう。
ゴールドカードにはここでは紹介できないくらいの種類やサービスがあります。
ゴールドカードが欲しいという人は男性が多いと思いますが、流通系のゴールドカードには年間カード利用金額が100万円以上で年会費無料になるといったゴールドカードもあります。
イオンゴールドカードもその一つで、イオンカードをお持ちの女性の方はトライしてみてはいかがでしょうか。
一般カードであるイオンカードよりも、より充実したサービスが受けられます。
最近のゴールドカードは性別や年齢にかかわらず入会できるカードが増えています。
この機会に自分の年齢に合ったゴールドカードを探してみてください。一般的な年会費無料カードとは全く違うカードライフが経験できるでしょう。
最高1億円の海外旅行傷害保険が利用付帯
海外旅行をより快適で贅沢なものにしてくれる航空系サービスが充実
世界中の空港ラウンジが利用できるプライオリティ・パス・メンバーシップに無料登録できる
カードデザインは2種類。ゴールド、ディズニー・デザイン
本カードと同じ特典を受けられる家族カードが1名まで無料
ゴールドカードの「Gold Basic Service」はJCBのプレミアムサービスの入り口
ゴールドカードならではの特典!空港ラウンジサービスが利用できる
最高2,000万円の海外旅行傷害保険・国内旅行傷害保険が付帯
国内渡航便遅延保険も付帯している