国内旅行でお得に利用できるおすすめのクレジットカード

最終更新日:2017/09/22
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今、日本で発行されているクレジットカードのほとんどは海外でも利用できます。海外に加盟店を持たない日本のクレジットカード会社であっても、VISAやマスターカードといった国際ブランドと提携しているからです。

そのためクレジットカードでは海外旅行向けのサービスが数多く提供されています。海外旅行傷害保険などは一般的な海外旅行向けサービスの一つです。しかし、考えてみると毎月海外旅行に行ける人はほとんどいないでしょう。海外出張が多いサラリーマンであれば別ですが、一般的にはクレジットカードは国内で使う比率が圧倒的に高いのです。

そこで国内旅行や国内利用でメリットがあるクレジットカードのサービスや、おすすめのクレジットカードについてご紹介したいと思います。

海外よりもクレジットカードの利用する頻度が高い国内向けのサービスは、だれにでもメリットがあります。国内向けサービスのあるクレジットカードであなたもお得なカードライフを送りましょう。

国内旅行傷害保険が付帯しているカードは国内旅行中のケガや事故を保障してくれる

海外旅行傷害保険のサービスは補償金額などが気になる人も多いですが、国内旅行傷害保険についてはあまり詳しく知らない人が多いのではないでしょうか。

付帯保険としては海外旅行傷害保険に比べると国内旅行傷害保険は一般的ではありません。

参考としてJCBの国内旅行傷害保険に付帯されている補償内容を見てみましょう。一般カードでは死亡後遺障害の補償しか受けられないので、JCBゴールドカードの補償内容です。

JCBゴールドカードの国内旅行付帯保険

・死亡後遺障害 最大5000万円
・入院日額 最高5000円(事故日から180日限度)
・手術費用 入院日額×10、20、40倍(1事故1回まで)
・通院日額 2000円/1日(事故日から180日以内で90日限度)
 ※死亡後遺障害以外は8日以上の治療から対象

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国内旅行傷害保険では国内旅行中や交通機関に搭乗中、宿泊施設に宿泊中にケガをした場合に上記の保険金額が支払われます。傷害保険なので病気の場合は対象外ですが、旅行先でケガをするというのはそれほど珍しいことではないので、この保険があれば安心して旅行ができます。

ただし、国内旅行傷害保険は一般カードでは付帯されていないクレジットカードも多く、ゴールドカード以上で国内旅行傷害保険付帯が標準と考えた方がいいでしょう。

たとえ付帯されていたとしても補償内容は死亡後遺障害だけというケースもあるので、注意が必要です。

またゴールドカードでも国内旅行傷害保険は自動付帯ではなく、カード利用しないと保険が適用にならない利用付帯であることも多いので注意しましょう。

ゴールドカードなら、国内の空港ラウンジサービスが利用できる

飛行機を利用するときに出発時間まで皆さんはどうやって過ごしているでしょうか。

お土産店で時間をつぶして余計なものまで買ってしまったことはないでしょうか。
搭乗時刻のぎりぎりに空港に到着だと不安だから3、4時間前には空港に着いているようにしたいという方が多いと思いますが、空港に着いたら着いたで時間を持て余してしまう…そんな方には、空港ラウンジの利用がおすすめです。

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国内空港のほとんどには有料の空港ラウンジが設置されています。
出発時間まで雑誌やTV、フリードリンクなどでゆっくりとくつろぐことができますが、クレジットカードのゴールドカード以上になってくると、空港ラウンジサービスが付帯しています。

JCBカードや三井住友VISAカードといった銀行系ゴールドカードは、本格的なサービスが提供されているので、国内空港のラウンジサービス無料というサービスは当然付帯されています。

しかし、若い人向けに年会費を低くおさえたゴールドカードでは空港ラウンジ無料サービスが付帯されないこともあるので注意しましょう。

一般的に、年会費が1万円以上のゴールドカードは空港ラウンジ無料サービスが付帯されています。
それ以外の年会費では付帯されているかどうかを確認してから申込しましょう。

国内旅行で活躍するおすすめのクレジットカード

国内旅行がお得になるクレジットカードは、海外旅行サービスがお得なクレジットカードほど多くはありません。
つまり貴重なクレジットカードなので、国内旅行好きの方は是非チェックしてみてください。

リクルートカード

年会費無料でポイント還元率が1.2%の高還元カードです。

貯まるポイントはリクルートポイントで、1万円のカードショッピングで120ポイントが付与され、1ポイント=1円として利用できます。

ポイントは日本最大のホテル予約サイト「じゃらんnet」で使うことができます。つまり国内旅行で旅館やホテルの宿泊代に使えます。じゃらんパックを利用すれば交通費込みの支払いにも使うことができまするお得なクレジットカードです。


年会費:無料

★貯まったポイントはじゃらんをはじめとするリクルート系列で利用可能。Pontaポイントにも交換可能!

近畿日本ツーリストカード

初年度年会費無料で次年度は1500円ですが、年間5万円利用する条件付きで次年度も無料になります。

三井住友VISAカードとの提携カードなので、還元率は0.5%と標準的ですが、近畿日本ツーリストグループで使うとポイントは3倍になります。貯まったポイントは有効期限のない「ツーリスト旅行券」に交換できます。(200ポイントで1000円分)

また、羽田・成田・関西・大阪空港のレストランでカードを提示するだけで10%割引になるというのは、かなりお得なサービスです。

JTB旅カード JMB

年会費は2000円とお高めですが、JALのマイレージカードの機能があり、JTBトラベルポイントも貯まるので、国内旅行の宿泊と交通費の両方にメリットがあります。

さらにろーそアシスタンスサービスもあるので車で旅行するときも便利です。JCB加盟店であればどこでも100円で1ポイントが付きます。さらにJTBグループで利用すれば1万円ごとに50ポイント加算(還元率1.5%)、JTBトラベルポイント加盟店では基本の1%にプラスして1~5%が加算されます(還元率2~6%)。

JTBトラベルメンバーに登録する必要はありますが、無料で登録できてポイントが貯まりやすくなるのでお得です。
貯まったポイントはJTBのホームページでは100ポイント単位、JTBグループの店舗では1000ポイント単位で旅行代金、旅行用品に使うことができます。

国内旅行ならマイルで航空券を無料で獲得するのも夢じゃない

マイルを貯めて海外旅行をするというのは夢ですが、国内旅行であれば、距離が近くなる分特典無料航空券にも手が届きやすくなり、実現可能となります。

マイルを貯める目的はやはり無料航空券の獲得でしょう。そのためには国内のマイレージサービスの双璧と言えるANAカードJALカードへの入会が必須です。

JALマイル、ANAマイルかどちらを貯めるかは自分がよく利用する航空会社で決めましょう。なるべく統一したほうが効率よく貯まります。

マイルに関しては、こちらの記事で詳しく書いています。

ANAカード

ANAカードは一般カードだけでもブランド別の種類が豊富で、さらにグレードの高いワイドゴールドカードやプラチナカードダイナースクラブ、アメリカン・エキスプレスといった高級ブランドまであります。


年会費:7,000円+消費税

★ANAカードとアメリカン・エキスプレスのいいとこ取りをした、贅沢な1枚。

マイレージカードの最大のメリットは入会時を含めて毎年1000マイル以上のプレゼントがあることです。

さらにフライトマイルは通常の10%以上の割り増しがあり、ショッピングで貯まったポイントをマイルに移行するときも1ポイント5マイルが基本です。このショッピングマイルは、一般カードは3マイルなのでお得です。つまりあらゆる面でマイルが貯まるサービスが豊富なのです。無料航空券をゲットするには不可欠なカードです。

年会費:初年度無料・次年度以降2,000円(税別)から割引

★ANAマイルを貯めたい方には必須のカード!旅行はもちろん、日々の生活でもマイルが貯まる。

JALカード

JALカードもANAカード同様に種類が豊富でマイルが貯まるサービスもほとんど同じのものが提供されています。マイレージカードの種類の選び方としては、年会費で選ぶのも方法の一つです。

年会費が高いほどマイルも多く貯まりますが負担も大きくなるので、あまり利用しない人にはおすすめできません

普段のショッピングでマイルを貯めたいという人は、年会費の負担が少ない一般カードを利用するほうがいいでしょう。国内旅行を節約したいのならば、年会費の負担は反対にデメリットになります。学生は学生専用カードを利用すればサービスは同じで年会費無料なのでお得です。

年会費:初年度無料・次年度以降2,000円(税別)

★JALマイルを貯めたい方はこちら。日々のショッピングでもマイルが貯められるから、クレジットカード払いで無駄なくマイルが獲得できる!

国内旅行がお得になるクレジットカードのサービス

今までご紹介した国内旅行がお得になるサービス以外にも、まだお得なサービスがあります。

航空便遅延保険もその一つです。
この保険はあまり一般的ではなくグレードの高いカードにしか付帯されていません。

出航の遅延や欠航に伴う宿泊費用や食費などに1~2万円の保険金を受けることができます。あると便利な補償なので、ゴールドカード以上のクレジットカードを持っている人はチェックしておくといいでしょう。

国内施設の割引サービスも意外に知らない人が多いのですが、とてもお得なサービスです。
全国のホテル、旅館はもちろん、レジャー施設、ゴルフ場、レンタカーなどでクレジットカードの提示や決済をすると割引になるサービスです。

これはクレジットカード会社と提携して提供されるサービスなので、カードのグレードに関係なく利用できることが多く使いやすいサービスです。自分のクレジットカードにどんな割引サービスがあるのかを調べておけば、国内旅行でも役立つことは間違いありません。

まとめ:海外旅行だけじゃない!クレジットカードは国内旅行でもお得に活用できる

海外旅行向けのサービスばかり目立っているクレジットカードですが、調べてみると国内でも利用価値の高いサービスが多くあることをわかっていただけたと思います。

特に割引サービスといった実際に国内旅行の節約につながるものは、普段気にしていなかった人もすぐに使えるお得なサービスです。

マイルが貯めて航空運賃が無料になるというサービスは大きな節約にもなります。航空運賃がかからない分、おいしい食事などにお金をかけることができるので国内旅行も充実します。

旅行好きの方はこうしたサービスもチェックしてクレジットカード選びをしてください。

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