入会時の審査は申込者の年収も重要な審査対象ですから、そもそも審査通過できなかったり、クレジットカードの年会費自体が高額で支払えないためそもそも手が出なかったりというのが、「誰しもが持つことができない」理由ですが、逆にいえば、これらのクレジットカードを持っていると、高収入であるという「ステータス」性が発生します。
車でたとえるならば、高級車を所有するようなイメージです。
近年はゴールドカード申し込み資格もほとんど縛りがなくなってきているといわれますが、30歳以上の方が対象、年収は500万円からである場合が多いようです。
ステータスカードの代表格といわれるのが、アメリカン・エクスプレス(通称アメックス)が発行するアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードやダイナースクラブカードですが、銀行系クレジットカードのゴールドカードである三井住友カードゴールドやJCBの発行するJCBゴールドカードなどもステータス性があります。
ステータスカードについてはこちらの記事で、アメリカン・エキスプレスのクレジットカードについてはこちらの記事で詳しく書いています。
憧れの的!ステータスを証明するおすすめのクレジットカード
アメリカン・エキスプレスが人気の理由と、おすすめのカード
ゴールドカードのさらに上をいくプラチナカード・ブラックカード
さらにその上を目指す方には、プラチナカードがおすすめです。
ステータスがあがる分、年会費も増しますが、サービス内容もぐっと手厚くなります。
また、プラチナカード以上になると「インビテーション」と呼ばれるクレジットカード会社側からの招待においてのみカード発行が可能で、自らは申し込むことのできないカードもあります。
招待性となると、クレジットカード会社側は年間の利用額やこれまでのクレジットヒストリー(クレヒス)をしっかり見極めてたうえでの招待なので、「認められた1枚」というステータス性もでてきます。
近年は廉価なゴールドカードも出てきている
近年では、年会費1万円以下で持つことができるクレジットカードも発行されています。
MUFGカードゴールドの場合、年会費はたった1,905円(税別)。申し込み資格も18歳以上と、通常のゴールドカードよりも低めのハードル設定です。
金色の券面は、確かにゴールドカードならではの重厚感がありますが、付帯サービスはやはり年会費が高いゴールドカードと比較すると薄くなる点は否めません。
お金はかけずにおいしいところ取りしたい方には「年会費無料カード」がおすすめ
年会費無料でありながら、利用者がお得に活用できる特典が付帯したクレジットカードもたくさんあります。
普段は現金派でクレジットカードはほとんど利用しない、もしくは利用したくないという方も、たとえば旅行代金や大型家具や電化製品購入時はどうでしょうか。大金の支払いであっても現金払いを貫き通しますか?
5万円、10万円、それ以上かかってくる支払いを現金で済ませずクレジットカード払いにするだけで、ポイントも貯まれば、付帯している保険が利用できたり、万が一破損などがあった場合に補償を受けたりすることができます。
年会費有料カードであればサービス内容はより手厚いものになりますが、年会費無料のクレジットカードでも、現金払いよりずっとお得になるメリットを享受できることがほとんどなので、1枚持っていると便利です。
年会費無料のクレジットカードについてはこちらの記事で詳しく書いています。
また、ネットショッピングをする場合、代金引換(代引き)や銀行振込には手間や手数料が発生しますが、クレジットカードが1枚あれば、購入時にカード名義人やカード番号を入力するだけで買い物が完了し、手間も手数料も発生しません。
ネットショッピング用にも維持費のかからない年会費無料カードが1枚あると便利です。
クレジットカード会社が運営するオンラインモールや、特定のネット店舗での利用でポイント還元率がアップしたり、特別にポイントがもらえたりするサービスもあります。
詳しくはこちらの記事で書いています。
【ネット通販】Amazon、Yahoo!も…クレジットカードはオンラインモール活用が断然おトク!
クレジットカードのなかには「初年度年会費無料」や「年間○円以上で年会費無料/○回以上の利用で年会費無料」などと条件を加えたうえで年会費を無料としているカードもあるので、「無料」の文字に飛びつかず、規約にしっかり目を通すようにしましょう。