通勤・通学・新幹線…JR利用者にお得なSuica機能つきクレジットカード

最終更新日:2017/09/15
JR
SuicaやパスモなどのICカードを利用している方なら、毎回電車に乗るたびに切符を購入する必要がなく、改札をスイスイ通過できるその快適さにひとたび慣れてしまうと、もう切符には戻れませんよね。

そんな便利なICカードをもっと便利にしてくれるのが、鉄道系ICカードと連動した交通系クレジットカード。

オートチャージをしてくれて、さらにポイント還元でお得。そんな交通系クレジットカードのなかから、JRでお得なSuicaと連動したクレジットカードをご紹介します。

とても便利なICカード、でも、短所が一点だけある

SuicaやPasmo、ICOCAなどを交通系ICカードと呼びます。

いまやすっかりおなじみですが、カードに現金をチャージさえしておけば切符を購入する必要がありません。
ひとたび交通系ICカードを利用すると、その便利さは手放せませんよね。

切符を購入する必要がないということは、混んでいる改札付近で目的地までの切符の賃金をチェックしたり、券売機に並んで切符を購入したりする手間が省けるということなので、改札もスイスイ移動、非常に便利です。

しかし一点だけ、便利ななかにも不便な点があり、チャージした金額は利用する度に減っていくので、残金が少なくなってくるとチャージをする必要が出てきてしまいます。

ICカードに入れた残額が少なくなってくると、「そろそろチャージしなきゃ…」と気になりますよね。

鉄道系クレジットカードなら、オートチャージ設定でチャージの必要ナシ!

鉄道系クレジットカードであれば、自社系列のICカードに関して、クレジットカードと紐づいているため、オートチャージ設定をすることができるので、もう改札で止められることがありません。

Suicaと一体化した「ビュー・スイカ」カードPasmoと一体化した各クレジットカードなら、設定した残高以下の金額になれば自動的にクレジットカードから設定金額が自動でチャージされる仕組みになっています。

現在では改札だけでなく、駅構内のコンビニエンスストアはもちろん、お土産屋さんや街ナカのコンビニ、タクシーまで、ICカードの利用範囲は広がっています。
財布をわざわざ取り出すことなく支払いができるのは、非常に便利です。

また、鉄道の利用や定期券購入でポイントがお得に貯まるので、毎日通勤に鉄道を利用するだけで、どんどんポイントが貯まります。

Suica・クレジットカード・定期券の3枚が一枚になって便利&お得な「ビュー・スイカ」カード

定期券・Suica・クレジットカードの3つの機能が一枚に集約されたのが、「ビュー・スイカ」カードです。


Suicaを普段から利用している方には、お得&快適間違いナシの1枚。

その理由は、以下の4点です。

普段の電車利用でポイントがどんどん貯まる!

オートチャージ設定でお金をチャージする必要ナシ・さらに自分の好きな金額が選べる

定期券購入でポイントが通常の3倍貯まる!

貯まったポイントは電子マネーSuicaに交換して街ナカで利用可能!

では、順を追ってみていきましょう。

【「ビュー・スイカ」カード】普段の電車利用でポイントがどんどん貯まる!

定期券購入やチャージのたびにポイントが貯まります。
つまり、Suicaに対応している鉄道で電車を利用すれば、その分のポイントがいつでも加算されることになります。

オートチャージの設定方法

「ビュー・スイカ」カードに申し込むと、当初、初期設定で残金は1,000円に設定されています。
これを変更するには、駅の中のATM「VIEW ALTTE(ビュー・アルッテ)」を利用します。

エキナカAMT VIEQ ALTTE(ビュー・アルッテ)で

  • クレジットカードによるチャージ
  • オートチャージ設定
  • Suica残額払い戻し操作

などが可能です。

オートチャージ手順

操作に必要なもの…
○Suicaつきのビューカード
○暗証番号

①画面にしたがって進み、「オートチャージ設定」を選択
   ↓
②スイカつきビューカードをATMに挿入する
   ↓
③暗証番号を入力
   ↓
④「オートチャージの各種お申し込み」ボタンを押して、オートチャージに関する案内に同意
   ↓
⑤オートチャージ金額設定画面が出てきたら、
オートチャージ入金実行金額」、「オートチャージ実行判定金額」がそれぞれ
1,000円~10,000円の範囲で、1,000円単位で金額設定ができます。
   ↓
⑥カードと利用明細票を受け取り、設定変更が完了

【「ビュー・スイカ」カード】定期券として利用できるうえ、定期券購入でポイントが通常の3倍貯まる!

「ビュー・スイカ」カードに、通常のスイカと同様に定期券情報の書き込みが可能です。(クレジットカードの裏面。)

「ビュー・スイカ」カードのポイント還元率は0.5%ですが、定期券購入はポイント3倍の1.5%と、非常にお得になっています。
※ただし、JR東日本のみどりの窓口や券売機で購入した場合に限る。

定期券代は必要経費として発生するものですし、移動区間が長い方は、それだけ金額もかかってしまうもの。ポイント還元率が高くなるのは、お得の一言に尽きます。

JR線だけでなく、別の鉄道会社・バス定期券も1枚にできますし、Suica機能もついているので、定期券区間外の乗り越し区間も自動清算で楽チンです。

【「ビュー・スイカ」カード】貯まったポイントは電子マネーSuicaに交換して街ナカで利用可能!

「ビュー・スイカ」カードで貯まるポイントは「ビューサンクスポイント」です。

貯まったビューサンクスポイントは、400ポイントで1,000円分、つまり1ポイントあたり2.5円分として、Suicaに対応したコンビニエンスストアやタクシーで利用できます。

通常時のポイント還元率は0.5%、定期券や切符の購入、スイカチャージで1.5%還元になります。

「ビュー・スイカ」カードシュミレーション
都内の会社に勤めるとある会社員Aさんの一日で、「ビュー・スイカ」カードのポイントをシュミレーションしてみましょう。

9:20AM 打ち合わせに直行のため、通勤定期券外の場所へ。改札通過時に8,000円オートチャージでビュー・スイカポイント48ポイントゲット
 ↓
9:25AM 改札内のキヨスクでコーヒーとガムを購入。237円でスイカポイント1ポイントゲット
 ↓
12:00AM 打ち合わせを終え、駅のなかのカフェでお茶&ランチ。1,680円の支払いで、スイカポイント8ポイントゲット
 ↓
1:00 PM 帰社
 ↓
3:45PM 仕事が煮詰まったため、オフィス近くのコンビニエンスストアへ。自分用にカフェラテと、部署の皆にケーキやクッキーなどのスイーツを購入。1,308円の支払いで、スイカポイント8ポイントゲット
 ↓
8:00PM 退社 同僚と一緒に駅構内のアイリッシュパブで一杯。二人分で4,320支払いを立て替え、スイカポイント21ポイントゲット

1日に貯まったポイントは、
ビュー・サンクス・ポイント48ポイント、
スイカポイント 38ポイント

この日一日でAさんがゲットしたポイントをお金に換算すると、
1ビューサンクスポイント=2.5円相当、
1スイカポイント=1円相当なので
158円相当をゲットしたことになります。

さらにビックカメラでもお得なビックカメラSuicaカード

Suicaとビックポイントカード、クレジットカードの3枚の機能がひとつになったのが、ビックカメラSuicaカード。

「ビュー・スイカ」カードとは異なり定期券としての利用はできませんが、代わりにビックカメラのビックポイントカード機能がついています。

定期券購入やSuicaのチャージでのポイント還元率は「ビュー・スイカ」カードと同じく1.5%とお得ですし、ビックカメラのビックポイントと、Viewカードのビューサンクスポイントの両方が貯められます。しかも、ビックカメラでに買い物のポイント還元率は10%となるので、普段からビックカメラをよく利用する方には本当にお得です。

年会費の500円も、年に一度の利用で無料になります。

もし紛失してしまったら

クレジットカードと定期券、さらにICカードとしての機能がひとつになると、心配なのが紛失した場合です。
クレジットカード単体で利用するときよりもカードを出す機会も増えますから、何かのタイミングで落としてしまったり、なくしてしまったりしたら、タップで便利に利用できる分、第三者の手に渡り不正利用されてしまう不安があります。

もしなくしたかな?と思ったら、必ず「紛失・盗難デスク」へ連絡を。

ビューカード紛失・盗難デスク
03-6685-4800

もし不正使用されてしまったとしても、クレジットカードとしての補償はもちろんのこと、定期券部分、およびSuicaチャージ残額を補償してくれます。

Pasmo利用なら、提携している鉄道系クレジットカード選択でお得!

都心部に住んでいる方であれば、スイカかパスモ、いずれかのICカードをお持ちなのではないでしょうか。

普段よくJRを利用するのか私鉄を利用するのかがどちらを持つかのボーダーラインになってくるかと思いますが、最近では両者とも使える場所が増えたので、どちらのICカードのほうが乗り入れに優れている、ということも特にありません。

パスモの場合、パスモのオートチャージ紐付けに対応している鉄道系クレジットカードは何枚かあるので、自分の生活範囲と合ったものを選ぶと良いでしょう。

おすすめは、東京メトロが発行している東京メトロTo Me CARD。
東京メトロのポイントサービス「メトロポイント」と、クレジットカード会社のポイントを貯めることができます。

定期券購入時にも適応されるので、東京メトロで定期券するだけでメトロポイントカードと、カード会社のポイントがダブルで貯まり、お得です。

年会費:永年無料

★メトロ乗車でメトロポイントがもらえる!土日はなんとポイント3倍!

パスモ一体型カードのおすすめポイント
  • もちろん、オートチャージで改札で止められる心配なし!
  • オートチャージごとにポイントが貯まる!
  • 定期券でももちろんポイント貯まる!
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