リクルートカード

カード決済以外にサービス利用ポイントがつく各種サービス

まずは、リクルートカードで1.2%より多くポイント加算される対象店舗・サービスをみてみましょう。
以下は、カード決済分のポイント1.2%とは別に加算される、サービス利用分ポイントの還元率です。
※（）内は、カード決済をあわせた場合の実際の還元率です。

これらのお店ではポイントを支払いに使うこともでき、ポイント利用して支払った額もポイント加算の対象になります。

実は、上記サービス利用ポイント分はPontaポイント、リクルートカード決済分はリクルートポイントが付与されるので、別々のポイントが貯まることになるのですが、
Pontaポイントとリクルートポイントは即時交換が可能です。

通常クレジットカードポイントを他社のポイントに交換するにはある程度ポイントを貯めることが必要ですし、交換自体に2~3日間、あるいはもっとかかる場合もあります。

リクルートポイント⇔Pontaポイントで1ポイントからすぐに交換して使えるのは便利ですよね。

リクルートポイントとPontaポイントを交換するには、リクルートIDでPonta Webにログインします。

Ponta会員IDとリクルートID両方をもっている場合は、Pontaポイントがリクルートサービスだけでなく、Ponta連携サービスでも貯まる・使えるようになります。

Ponta会員ID未登録の場合は、Pontaポイントが貯まる・使えるのはリクルートポイント連携サービスだけになります。

Pontaとリクルートの連携サービス両方でポイントを貯めたくなったら、どちらも登録しておくとよいでしょう。
※ポイントの交換自体は、リクルートIDがあれば可能です。

Pontaポイントが貯まる・使えるPonta提携全国サービスには、ローソンやケンタッキー、「からだ思いごはん。」の大戸屋、ローチケHMVやゲオ、各種レンタカーサービスなどがあります。
メガネ本舗やauショップ、タイヤ館、地域の店舗でも貯まる・使えますよ。

また、PontaポイントをJALマイル、LINEギフトコード、dポイントに交換することもできます。

リクルートポイント、Pontaポイントどちらも有効期限は実質無期限（ポイント加算ごとに1年延長）なので、汎用性の高いPontaポイントの方にまとめておくと、管理がしやすくなりますね。

ただし、ホットペッパーのメルマガなどでお知らせが来る期間限定のリクルートポイントについては、Pontaポイントに交換することができません。

その場合は、サイト限定ポイントは当該サイトで、リクルートカード入会ポイントなどの共通ポイントは、ポンパレモールやHOT PEPPER　Beautyなどのリクルートサービスで支払いに充てるとよいでしょう。

ショッピングでも、公共料金支払いでも、電子マネーチャージでも、1.2%ポイントが貯まる

リクルートカードは、いつでもどこでも1.2%ポイント還元されるのが、わかりやすくお得なところです。

選べる国際ブランドは世界シェア1位、2位のVISA、MasterCard、日本国内で抜群の加盟店ネットワークを誇るJCBと、とっても使いやすいです。

しかも、リクルートカードは2枚持ち+ポイント合算することも可能なのです！
（※あとで詳しくご説明します）

普段のお買物だけでなく、公共料金・携帯料金の支払いや、電子マネーチャージでもポイントが貯まります。

電子マネーの場合、
VISA、MasterCardではnanaco、楽天Edy、モバイルSuica、SMART　ICOCA、
JCBではnanacoとモバイルSuicaにチャージするとき、1.2%のポイントが貯まります。

選択するブランドによって、ポイント以外のカード機能でも少し違うところがあるので、次にまとめました。

リクルートカードVISA、MasterCard、JCBの違い

リクルートカードの各ブランドの共通項は、

• カード決済につきポイント1.2%還元
• 海外旅行傷害保険が利用付帯すること、補償額
• ショッピング保険が年間200万円まで補償されること

です。

VISA、MasterCard（三菱UFJニコス）とJCB（JCB）の違いとしては、

• VISA、MasterCardはETCカードの発行手数料が1,000円（税別）かかる（年会費は無料。JCBは発行手数料・年会費ともに無料）
• 電子マネーチャージでポイント付与される対象が異なる
• VISA、MasterCardのみApple　Payに対応している

ということがあります。

リクルートカードでApple Payが使えるのはVISA、MasterCard

Apple Payは電子マネー決済のシステムを利用したスマホ決済方法です。

Apple Payにクレジットカードを登録すると、iD、QUICPay、Suicaのどれかが割り当てられて、
iD、QUICPay、Suicaが使えるお店で同様に使えるようになります。

リクルートカード（VISA、MasterCard）にはQUICPayが割り当てられています。
※リクルートカード（JCB）はApple　Pay非対応ですが、電子マネーQUICPayが年会費・発行手数料無料で追加できるので、特に不便ということはありません。

さらにApple　Payの利用可能店舗について、
VISAは店頭支払いのみ可能、MasterCardは店頭・ネットショップいずれも可能
という違いもあります。

まとめると以下のようになります。

Apple　Payが利用できるネットショップの例は、以下の通りです。

これからApple　Payなどのスマホ決済が普及していくことを考えると、汎用性が高いのはMasterCardでしょうか。
ただ、スマホの電池が切れるとApple Payは使えなくなるので、もしかすると専用カードを発行できるJCBの方が安心かもしれません。

JCBとその他のブランドどちらか1枚＝計2枚のリクルートカードを発行することも可能です。
次でご説明します。

リクルートカード2枚持ちで両方のいいとこ取り+ポイント合算も可能

リクルートカードは三菱UFJニコス、JCBと提携しています。
公式サイトをみると、「お一人様につき各発行カード会社1枚づつしか発行できません」と書いてあります。

つまり、別々のカード会社のカードであれば、リクルートカードを2枚持つことも可能なのです。

選択肢は、

◎リクルートカード（VISA：三菱UFJニコス）+リクルートカード（JCB）か、
◎リクルートカード（MasterCard：三菱UFJニコス）+リクルートカード（JCB）

のどちらかになりますね。

2枚持ちをすれば、上の表で挙げた双方のいいとこ取りができるのはもちろん、
カード申し込みの際に使うリクルートIDを同じにすることでポイントを合算することもできます。

すでにリクルートカードを持っている人ならそのID、
リクルートカードを持っていなくてもリクルートID持ちなら当該IDを通じてカードを申し込むことで、
リクルートポイントを同じIDに貯めていくことができるのです。

リクルートカード2枚持ちで、海外旅行傷害保険の補償額を倍にする

また、海外旅行傷害保険の補償額が、死亡・後遺障害以外は合算されます。

海外旅行傷害保険は利用付帯なので、2枚それぞれのカードで事前に旅行代金等を決済しなければならないのが手間ですが、治療費・賠償責任・携行品損害・救援者費用の各補償額が単純に倍になるのは心強いですよね。

利用付帯条件を達成するには、

搭乗する公共交通乗用具の料金をカードで支払う

パッケージツアーの代金をカードで支払う

のどちらかが必要です。

リクルートカード（JCB）で旅行代金を支払い、リクルートカード（VISAもしくはMasterCard）を現地に持っていって、飛行機代やバス代に支払うという方法がありますね。

リクルートカード（VISA、MasterCard）には銀聯カードも発行できるので、中国旅行ならそちらを使うのも手です。

ポイントは支払日の翌日に加算

リクルートカードの締め日は毎月15日、支払日は翌月10日です。
リクルートポイントの加算日は、翌月11日＝支払日の翌日です。

リクルート提携サービスを利用した場合は、利用した分のPontaポイントと、カード決済分のリクルートポイントでは、ポイントの加算タイミングが違います。

リクルートポイントはカード支払日（引き落とし日）の翌日ですが、
Pontaポイントはお店に予約→来店が確認できたタイミングなどに加算されます。

リクルートカードのデメリット

ポイントの加算率と汎用性、国内・海外旅行傷害保険・ショッピング保険付帯、年会費永年無料、複数カード所有OKな点からいって、リクルートカードで特に指摘すべきところは見つかりませんでした。

リクルートカードのデスクに電話で質問したときも、わかりやすく答えていただけましたよ。

リクルートカードのデメリットをあえていうなら、入会時にもらえる最大6,000ポイントのリクルートポイントの使いどころに悩むかも、というところでしょうか。

入会キャンペーンのリクルートポイントの使い道については、以下で検討しています。

入会キャンペーンのリクルートポイントの使い方

リクルートカードに入会すると、最大6,000円分の期間限定リクルートポイントがもらえます（キャンペーンによって増額されることもあります）。

ただ、このリクルートポイントをどう使うか迷う方も多いようです。Pontaポイントには交換できないので、リクルートの提携サービス内で期限内に使う必要があります。

リクルートポイントのおすすめの使い方は、

◎HOT PEPPER　Beautyで支払いにあてる（美容室やリラクゼーションなど）
◎ポンパレモールで靴やバッグ、家具や本、CD、PC用品、ゲームなどを買う
◎ホットペッパーお食事券を購入

などです。
サービス利用分ポイントは、リクルートポイントを使って支払った分にも加算されるので良心的です。