ダイナースクラブカード

最終更新日:2024/03/29
ダイナースクラブカード
T&Eカード(Travel & Entertainment Card)の先駆け。「Diners=食事をする人」の愉しみが凝縮されたカード。
ダイナース・クラブは1950年にニューヨークで、R.E.シュナイダーとF.マクナマラ両氏が設立したツケ払いのクラブです。

レストランで食事を終えたマクナマラ氏が財布を忘れたことに気づき、夫人に届けてもらうまで気まずい思いをした経験から、
現金の持ち合わせがなくても初めてのお店でツケ払いができるように……と「Diners=食事する人」のクラブを立ち上げたといわれています。

ダイナースクラブカードは、世界で初めて発行された汎用性のあるクレジットカードです。

トラベル&エンターテインメントカードの先駆けとして、食、旅、芸術、スポーツなどに関する高級なサービスを提供してきました。

申込年齢の目安は27歳以上、限られた人だけが持てるステータスカードのためシェア率は低いですが、国内ではJCBと提携しているため、JCBマークのあるお店でカード利用を申し出れば、ほぼ使用可能です。 

ダイナースクラブカードのおすすめポイント

有名レストランのコース料理が1~2名無料「エグゼクティブ・ダイニング」等、豊かな「食」に関するサービス

「Diners」の名に違わず、ダイナースクラブカードには「食」に関するサービスが充実しています。

とりわけ「エグゼクティブ・ダイニング」は、これだけで年会費以上の価値が得られるサービスです。
また、通常は紹介者がいなければ利用できない「一見様お断り」の店も予約できる「料亭プラン」も目玉です。

以下に、ダイナースクラブカードの「食」に関するサービスをまとめました。
※要予約のサービスには★をつけています。

エグゼクティブ・ダイニング★

「エグゼクティブ・ダイニング」は、は全国の有名レストラン352店舗の自慢のコース料理(約5,000円~27,000円)を、2名以上利用で1名無料、6名以上利用で2名無料にできるというものです。

半年ごと(4月1日~9月30日、10月1日~3月31日)に1回の利用という決まりがありますが、ふたりでの食事や会食に使えば、「エグゼクティブ・ダイニング」だけでカードの年会費22,000円(税別)のモトがとれてしまいます。

予約の際には、「ダイナースクラブ リザベーションデスク」(0120-357-554)に予定日の3日前まで、できれば1週間前までに電話をしましょう。

ちなみに、このようなサービスを提供しているカードは他にもたくさんあります。
以下に挙げるのは、レストラン所定のコース2名以上の利用で1名が無料になるサービスです。
ただし、6名以上2名無料というサービスはダイナース「エグゼクティブ・ダイニング」にしかありません

有名レストラン所定のコース2名以上利用→1名無料になるカード一覧
  • 新生アプラスゴールドカード
  • 年会費初年度無料、次年度以降5,000円
    「アプラスプレミアムグルメサービス」店舗数不明

  • アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
  • 年会費29,000円(税別)
    「ゴールド・ダイニング by招待日和」国内外約200店舗

  • 三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カード
  • 年会費22,000円(税込)
    「プラチナ・グルメセレクション」店舗数不明

  • オリコカードザプラチナ
  • 年会費20,000円(税別)
    「MasterCard TASTE OF PREMIUM by招待日和」全国約200店舗

  • エポスプラチナカード
  • 年会費30,000円(税別)
    「エポスプラチナカードグルメクーポン」全国約100店舗

  • JCBプラチナ
  • 年会費25,000円(税別)
    「グルメ・ベネフィット」国内112店舗

  • 三井住友プラチナカード
  • 年会費50,000円
    「プラチナグルメクーポン」国内約100店舗

ダイナースクラブカードは、対象店舗の多さ、多人数でもお得なところがメリットです。

料亭プラン★

「料亭プラン」は、高級料亭や花柳界などの一見様お断りのお店を代わりに予約してくれるサービスです。
一見様お断りとは、お店に紹介してくれる人がいなければ利用できないという意味です。

しかし「料亭プラン」を用いれば、一見様お断りの店をダイナースクラブが代わりに予約してくれます。
初めての店でもツケ払いができるように」との、ダイナースクラブの創始者の思いを反映したサービスですね。

そもそもこのような「一見様お断り」のお店は、ツケ払いがほとんどです。その理由は、

  • 風流を大切にしているから
  • 常連客とのつながりを大切にしているから。「精算」=「関係の清算」と捉え、1度食事をしたからといってすぐにお金を払わせ、つながりを切るということをしないから

だといわれています。

「料亭プラン」を使えば、紹介者が身近にいなくても、このようなお店とつながりをもつことができます。

利用する際には、「ダイナースクラブ リザベーションデスク」に予定日の3営業日前までに電話をします(お店側の空き具合によって、席がとれるかどうかは変わります)。

サインレス・スタイル★

事前に「ダイナースクラブ リザベーションデスク」に予定日の3営業日前までに予約をしておくと、レストランで当日、カードの提示もサインもいらなくなるというサービスです。
対象店舗は41店舗、東京、大阪、神奈川にあります。

ダイナースクラブ ごひいき予約★(2017年8月24日~)

ダイナースのLINEアカウントで有名料理店のキャンセル情報を受け取り、「ダイナースクラブ ごひいき予約」のサイトで予約ができるサービスです。

LINEでID「@dinersclubjp」を検索するか、下のQRコードを読み取ることで友だち追加ができます。

ダイナースクラブLINEアカウントQRコード

そのほか、レストランの優待サービス、レストランでポイントが貯まるサービスも多様です。

各種レストラン優待サービス
  • おもてなしプラン
  • 全国148店舗で、ウェルカムドリンク1名につき1杯提供などのサービスを受けられる

  • ナイト イン 銀座★
  • 銀座のバーやクラブでウェルカムドリンク1杯のサービス。バーでは優待希望の旨を告げる、クラブには電話予約が必要

  • デュカス・パリとのパートナーシップ★
  • 国内外のデュカス・パリ運営のレストランで優待が受けられる。海外レストランでは予約が必要、国内レストランではカード会員である旨を告げる

美味しくポイントが貯まるサービス
  • 一休.comレストラン★
  • 予約して利用すると、キャッシュバックが受けられる

  • ポイントアップ加盟店 レストラン★
  • 加盟店レストランでダイナースクラブカードを使えば、100円につき1ポイントボーナスがつく。「ダイナースクラブポイントアップ加盟店」サイトから事前予約が必要

旅行傷害保険や空港ラウンジ無料サービスで、旅を安全・利便性の面からサポート

世界初のT&Eカードであるダイナースクラブカードは、旅を便利&安全にサポートするサービスが充実しています。
具体的には、

  • 海外旅行傷害保険(自動付帯
  • 国内旅行傷害保険(利用付帯)
  • 「ショッピング・リカバリー」:国内外の買い物で破損・盗難・火災の被害を受けた場合、500万円まで(負担額1万円)補償
  • 国内外600ヶ所以上の空港ラウンジが無料で使えるサービス:同伴者は有料、家族カード会員は無料。プライオリティ・パスとは異なる
  • 手荷物無料宅配サービス:1個(成田第1・第2、羽田、関空、中部国際)
  • サンパーキング成田店、羽田浮島店での30%優待
  • グローバルWiFi優待

があります。

とりわけ海外旅行傷害保険とショッピング保険、空港ラウンジサービスは、ゴールド、プラチナカード並の内容です。

国内旅行傷害保険は利用付帯ですが、死亡・後遺障害最高1億円、入院日額5,000円、手術費用5~20万円、通院費用3,000円と行き届いています。

ゴールド、プラチナ並の旅行傷害保険。1億円の賠償責任保険は最高峰

海外旅行傷害保険の補償額について、主なカードと比較しました。
(〇…自動付帯、△…利用付帯)

ダイナースクラブカード

年会費 22,000円(税別)
傷害死亡・後遺障害 〇5,000万円+△5,000万円
傷害治療・疾病治療 〇300万円
賠償責任 〇1億円
携行品損害 〇50万円
救援者費用 〇300万円
家族特約 なし
航空機遅延費用 なし

新生アプラスゴールドカード

年会費 5,000円(税別)
傷害死亡・後遺障害 〇5,000万円
傷害治療・疾病治療 〇300万円
賠償責任 〇2,000万円
携行品損害 〇100万円
救援者費用 〇200万円
家族特約 なし
航空機遅延費用 なし

アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード

年会費 29,000円(税別)
傷害死亡・後遺障害 〇5,000万円+△5,000万円
傷害治療・疾病治療 〇200万円+△100万円
賠償責任 〇4,000万円
携行品損害 〇50万円
救援者費用 〇300万円+△100万円
家族特約 あり
航空機遅延費用 2~4万円

オリコカードザプラチナ

年会費 20,000円(税別)
傷害死亡・後遺障害 〇5,000万円、△5,000万円
傷害治療・疾病治療 〇300万円
賠償責任 〇3,000万円
携行品損害 〇100万円
救援者費用 〇300万円
家族特約 あり
航空機遅延費用 3~10万円

三井住友プラチナカード

年会費 50,000円(税別)
傷害死亡・後遺障害 〇1億円
傷害治療・疾病治療 〇500万円
賠償責任 〇1億円
携行品損害 〇100万円
救援者費用 〇1,000万円
家族特約 あり
航空機遅延費用 2~4万円

ゴールド、プラチナカードと比べても、海外旅行傷害保険で重要度の高い治療費・賠償責任・携行品損害保険は遜色ないことがわかります。

ちなみに海外旅行傷害保険でよく「最高〇〇円!」と宣伝されていることがありますが、これには注意が必要です。
なぜなら補償されているのが死亡・後遺障害のみで、治療費や賠償責任、携行品損害は補償しません、ということがよくあるからです。
ゴールドやプラチナはそのランク通りしっかりとした補償内容がついていますが、ダイナースクラブカードも同様です。

ただし、ダイナースクラブカードには家族特約がついていません
家族カードを持てない小さな子どもにも補償を付けたい、という場合は、他のカードや別途海外旅行傷害保険に入ることをおすすめします。

なぜ海外旅行傷害保険が必要なのか

「海外では何が起こるかわからない」とよく言われます。日本とは制度も環境も気候も違う土地ですから、今まで経験したことがないこともたくさん起こります。
自分ではどうしようもないことも多いですが、それでも自分の身は自分で守れるよう準備をしておかなくては、助けが来る保証はありません。

そこで、海外旅行傷害保険が必要なのです。以下に保険が必要になるシチュエーションを、実際の事例とともに挙げていきます。

傷害治療費・疾病治療費

海外は日本のように国民皆保険ではありません。水や食べ物にあたったり慣れない気候・環境で体調を壊して病院にかかると、多額の費用が請求されます。
またバスルームの床で滑る、エスカレーターで衣服を巻き込まれる、レンタカーで操作に慣れなくて事故、など設備で怪我をすることもあります。

ジェイアイ傷害火災保険(JTB出資)が出している2016年度のデータ(保険契約者対象)では、海外事故発生率は3.40%(29人に1人)です。
中でも治療・救援費用が51.5%(件数ベース)を占めています。次に多いのが携行品損害で30.9%。この2つで海外事故の8割以上にあてはまります。

海外で保険金が支払われた例
  • アメリカで交通事故、骨折して5日間入院(20代男性):2,291,236円(損保ジャパン日本興亜【off!】)
  • イスタンブールで食あたり(50歳女性):84,560円(東京海上日動「海外旅行保険」)
  • ハイデルベルグのバスタブで滑って転倒・肋骨骨折(33歳女性):838,697円(東京海上日動「海外旅行保険」)
キャッシュレス・メディカル・サービス
ダイナースクラブの「海外緊急アシスタンスサービス」の中に、「キャッシュレス・メディカル・サービス」があります。
これは東京海上日動が提携する病院で、立て替え払いなしに治療を受けられるサービスです。料金は東京海上日動が直接支払ってくれます。

利用方法は病院にかかる前に、東京海上日動事故受付デスク(各国の地域別電話番号、もしくはコレクトコールで東京(81)-3-6758-2460。24時間年中無休、日本語対応)に電話をかけ、確認をとることです。
近隣の提携病院の有無、サービスの提供可否を確認してくれます。

ただダイナースクラブカードには利用限度枠がありませんから、高額治療費をカードで立て替え払いすることも可能ではあります。

賠償責任

ホテルの置物を壊した、床を傷つけた、水道の水が止まらなくて水浸しにした、ルームキーをなくした、など、宿泊施設でのトラブルは特に怖いですよね。

また、置き引きスリもよくあります。観光客は地元の人から見ればすぐにわかるものです。
海外でレンタルしたものを盗まれ、レンタルしたお店から賠償を求められる、ということもあります。自分ではほとんどどうにもならないですよね。

海外で保険金が支払われた例
  • アメリカでレンタルした自転車が盗まれ、レンタル会社から賠償請求:約60,000円(H.I.S損害保険株式会社)
  • フランスでスノーボード中、誤って他の滑走者に突っ込み負傷させる:1,200万円(AIU保険会社)

携行品損害

これも上記と同様ですね。カメラやカバンなど持ち物が盗まれたり、壊れたりしても、保険がなければどうしようもありません。

海外で保険金が支払われた例
  • バンクーバーで観光中、バッグを奪われた:222,500円(大学生協保険サービス)
  • タイで後ろから来たバイクにカバンをひったくられた:30,000円(H.I.S損害保険株式会社)

手荷物検査後もラウンジでゆったり。国内外600ヶ所以上の空港ラウンジサービス

空港ラウンジには大きく分けて、「出発手続き前」と「制限エリア内」のラウンジがあります。

「制限エリア内」とは、手荷物検査等の出国審査を終えてから立ち入ることのできるエリアです。
手荷物検査を終えてからゆっくりラウンジで過ごしたい、という方にはおすすめです。

ダイナースクラブカードでは、手続き前だけでなく、手荷物検査を終えてからもラウンジを利用できます。

ダイナースクラブカードで出国審査前に利用できる空港ラウンジ
  • 成田第1「ビジネス&トラベルサポートセンター(TEIラウンジ)」
  • 成田第2「IASS Executive Lounge」「T.E.Iラウンジ」
  • 羽田「エアポートラウンジ(中央)」
  • 関空「KAL Business Class Lounge」
  • 中部国際「プレミアムラウンジ セントレア」
  • 新千歳「スーパーラウンジ」
  • ……etc.

ダイナースクラブカードで出国審査前に利用できる空港ラウンジ
  • 成田第1「KAL Business Class Lounge」
  • 羽田「POWER LOUNGE NORTH/SOUTH」「SKY LOUNGE/SKY LOUNGE ANNEX」
  • 関空「カードメンバーズラウンジ『金剛』」
  • 中部国際「KAL Lounge」
  • 新千歳「ロイヤルラウンジ」
  • ……etc.

お得意様だけの旅行サポート

ダイナースのトラベルデスク(通話料無料。0800-222-5972)で1回の購入金額が50万円以上の海外パッケージツアー、または日本発の航空券を買った場合に限り、

  • 空港送迎タクシー・サービス:片道分無料もしくは優待
  • 空港特急列車サービス:成田まで→JR特急「成田エクスプレス」、京成電鉄「スカイライナー」「シティライナー」、関空まで→JR特急「はるか」、南海電鉄「特急ラピート」のうち2区間まで無料)
  • 空港前泊ホテルサービス:ヒルトン成田(ヒルトンルーム/ツインまたはダブル)、ホテル日航関空(プレミアムエコノミークラスライン)の1部屋(2名まで利用可能)を無料で利用できる
  • サンパーキング成田店、羽田浮島店利用が無料(1旅行商品につき1台)

が受けられます。

そのほか、JALエービーシー優待という、空港利用を便利にする各種サービス(空港宅配、レンタル携帯電話、レンタルWiFi、空港での手荷物一時預かり)優待も案内されています。
予約窓口はJALエービーシーのWEBサイト、電話、JALエービーシーの空港カウンターです。

リワードポイントは無期限。マイル交換がお得

ダイナースクラブカードでは、リワードポイントが100円ごとに1ポイント貯まります。

リワードポイントには有効期限はなく、ゆっくりと着実にポイントを貯めていくことができます。

ポイントの使い道についてですが、商品や他のポイントへ移行、カード利用料金、トラベルデスク代金充当も可能です。
しかしおすすめなのはやはりマイル移行です。

ダイナースグローバルマイレージ

ダイナースクラブは5つの航空会社のマイレージプログラムと提携しており、一律1,000ポイント→1,000マイルに移行できる「ダイナースグローバルマイレージ(参加料年間6,000円+税)」を提供しています。

同じく100円=1ポイントが貯まるアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード(年会費29,000円+税)は2,000ポイント→1,000マイルですから、ダイナースの方が2倍もお得です。しかも年にかかる費用は1,000円安いです。

そのほか、チャリティーで芸術や医療にポイントを寄付することもできます。

芸術&スポーツ&健康に関するサービス

カンフェティチケットサービスでは、歌舞伎、演劇、ミュージカル、バレエ、クラシックコンサートなどのチケットを24時間いつでも申し込むことができます。
サービスは順次拡大中で、会員だけの優待価格も用意されています。

スポーツやスパでは、ゴルフ場や乗馬クラブ、INSPA、コナミスポーツクラブ、CLUB100のパーソナルトレーニング、クレ・ド・ボーテサロン、スパ&ウェルネス「ジュール」を優待価格で利用することができます。

また個人の生活をサポートするものとして、

  • 看護・介護に関する24時間の無料相談サービス
  • プライベート看護サービス30%優待
  • 保険コンサルティングサービス
  • 三井住友信託銀行の各種ファイナンシャル相談

も用意されています。

ダイナースクラブカードのデメリット

以上のように食、旅など豊かなサービスを提供するダイナースクラブカードですが、いくつかデメリットがあります。
それは、
●Apple Payに登録できない
●Webサイトが重い
●申込年齢目安が27歳以上
ということです。

しかし上の2つは、これから改善される可能性も十分にあります。
また、ダイナースクラブカードの審査基準については以下にまとめました。

ダイナースクラブカードの審査基準

以前のダイナースクラブは、「33歳以上、勤続年数10年以上、持ち家あり」の人しか入会できませんでした。

しかし運営会社が変わったことにより、現在は27歳以上を目安に申し込むことが可能になっています。
申し込み画面では、自営業、主婦、学生、無職、パート・アルバイトも選択でき、門戸が広がっていることがうかがえます。
年収例は500万円となっているので、このあたりが目安でしょうか。

申し込む際に必要なものは、銀行口座本人確認書類です。
郵送で申し込みできるほか、対象金融機関の口座を持っていれば、オンラインで申込を完結することもできます

オンライン申込対象金融機関一覧

(★…インターネットバンキング可能)
三井住友信託銀行★、三井住友銀行★、三菱東京UFJ銀行★、みずほ銀行★、りそな銀行★、埼玉りそな銀行★、近畿大阪銀行★、ジャパンネット銀行★、住信SBIネット銀行★、楽天銀行★、セブン銀行★、イオン銀行★、ソニー銀行★、ゆうちょ銀行、地方銀行、信用金庫

運営会社変更により、2020年までに会員100万人を目指す新方針

ダイナースクラブは、2015年12月に三井住友信託銀行が買収を完了させ、「三井住友トラストクラブ」で運営されることが決まりました。

ダイナースクラブと三井住友信託銀行の共通点は、顧客が富裕層であることです。
三井住友信託銀行は国内唯一の専業信託銀行であり、お客様から託された資産を管理・運用します。
信託銀行を使う目的は孫に資産を残したい、公益信託で社会貢献したいなど様々ですが、資産のある富裕層が多く、ダイナースクラブとの相性はよいといえます。

さらに、三井住友トラストクラブ社長の野原氏は、「2020年までにカード会員100万人を目指す」と発表しました。

以前はアメリカのシティバンクが運営する外資系金融だったダイナースクラブですが、三井住友トラストクラブが運営会社となったことで、日本国内の状況に合わせた審査基準へシフト、サービスが拡充されています。

このクレジットカードのここがGood!

選ばれた会員だけに食と旅に関する手厚いサポートを提供するダイナースクラブカード。

位置づけとしてはダイナースクラブの「一般カード」に相当するのですが、その機能はゴールド、プラチナ並です。

充実の海外旅行傷害保険に加え、
プライオリティ・パス(国内外1,000ヶ所の空港ラウンジ無料サービス)こそ付きませんが、ダイナースオリジナルで国内外600ヶ所以上もの空港ラウンジが無料で使えるネットワークを持っています。

ダイナースクラブカードの審査の難易度は以前より下がっていますが、以前と変わらない贅沢なサービスが魅力ですね。
特に「エグゼクティブ・ダイニング」「料亭プラン」は、「Diners=食事をする人」の名前をよく表すサービスです。

カード利用限度枠なし、ポイント期限なしという特徴も踏まえると、カード会員とのつながりと信頼を大切にしているステータス・カードといえます。

ダイナースクラブカードの基本情報

カード名 ダイナースクラブカード
必要書類 運転免許証・健康保険証・パスポートなど 本人を確認・証明できるもの
申込資格 ダイナースクラブカードの所定の審査がございます。
ポイント付与率 入会金 無料
年会費 22,000円(税抜) 提携カード ダイナース
発行時間 最短3営業日 担保 不要
保証人 不要 限度額 一律の制限を設けておりません
支払い方式 1回払い、ボーナス一括払い、リボルビング払い 分割払い
(年率)
リボ払い
(年率)
キャッシング
(年率)
15.00%~20.00%
金融機関名 三井住友トラストクラブ 住所・所在地 東京都中央区晴海一丁目8番10号 トリトンスクエアX棟

ポイントサービス

サービス名称 ダイナースクラブ リワードポイント
有効期限 無期限
ポイント付与 100円=1ポイント
ポイント
レート
マイル換算 1,000ポイント→1,000マイル
ポイント
還元率の目安
0.3~0.4%

海外・国内旅行傷害保険
ショッピング保険

付帯条件 海外(自動・利用で補償異なる)/国内(利用)
海外旅行保険 ●利用付帯
死亡・後遺傷害 最高5,000万円
●自動付帯
最高5,000万円
死亡・後遺傷害 最高5,000万円
傷害・疾病治療費用 最高300万円
賠償責任 最高1億円
救援者費用 最高300万円
携行品損害 最高50万円
国内旅行保険 最高1億円
ショッピング保険 最高500万円/90日間(免責10,000円)